So-net無料ブログ作成
検索選択

アメリカで経験した詐欺とカード不正利用。 [亜米利加生活]

カリフォルニア州が大干ばつで、深刻な問題になっている(緊急事態発令)のですが、

日々暮らしていると、そんな切羽詰った感じは全くありません。。日本の様に、
時間を限って断水をすれば良いと思うのですが(そんな仕組みも無いのだろう)、
せいぜい、庭のスプリンクラーを週に2度に限定、と言う程度。

先日、このまま雨が降らなければ、カリフォルニア州の水の貯蓄が後1年しかもたない、と言う科学者もいて。

これは一大事!! のはずですが、相変わらず、そんな危機感も無く皆暮らしています(笑)

気候が温暖だと、その日暮らしのキリギリス的生活習慣が身についてしまうのでしょう。

私の住む所から車で30分位行った所に、現在、海水を淡水に変える処理場を建設中で、
カリフォルニア州に、後12箇所建設をする予定だそうです。これが実現すると、海水を水道に変える事ができる(ゆえに、水の心配はなし)、との事で、とうとう技術力(と人間の地球破壊力)もここまで来たか、と思ってしまいます。まさか、地球上から海水が干上がってしまう、と言う事はないのでしょうけれど、イメージ的には、人間が海水をチューチュー吸っている(笑)。。これが逆に、海面上昇を助けるなんて事になったら良いですけれどね。。人間の地球からの搾取、一体どこまで行くのでしょうか。

さて。今年の抱負を書こうと思っていて、ISISの事件やら何やらで書かずじまいで、既に3月も中旬過ぎ。

確か以前、”牛のごとく”が、今年の抱負と書いたのは記憶にあり。。丑年だっただろうから。。

と思って、過去のブログを探してみました。こちらです。。2009年の抱負、ですから6年前ですね。

夏目漱石の、牛のごとく、を改めて読んでみると、自分の今年の抱負も、この言葉の延長であるかの様です。 そして、今の日本が、忘れてはならない心だと思っています。

私の、今年2015年の抱負は、一言です。 ”真摯” ーしんし

英語で、sincere かと思っていたのですが、ある記事を読んで、Integrity、一貫性、 がふさわしい、と知り、私自身、真摯の意味をきちんと知らなかった、と言う事に気づきました。

私の恩師は、私を表現するのに、いつも2語を使っていました。この真摯、と、叡智。

真摯の意味は、

○自分の心からの思いと、言動が一致している言行一致。
○人間として、仕事人として、人格が乖離する事なく一貫している。
○向き合う相手によって態度、主張、話す内容を変えない。
○志を持つ。

これが、英語のIntegrity、一貫性、の根幹であり、この生き様が、真摯さ、なのだと思います。

私はもともと、この一貫性、真摯さを大事に生きているのですが、特に今年は、この一貫性を保つ為の、自分の志、自分の心からの思いが何であるか、を明確にしたい、と思っています。
(阿部首相にこの言葉を熨斗紙付けて送ります・笑)

では今日の本題。

日本の、振り込め詐欺(やそれに類似した詐欺)の何十億円と言う被害総額を聞く度に、胸を痛めているのですが、ここアメリカでも、一人暮らしのお年寄りを狙った同様の詐欺がある、と聞きます。

全く。。人をだます、ごまかす。。ずるい人間は、私は一番むかつくのです。真摯さの真逆ですもの。人をだませる人は、まず自分をだまし、ごまかしている人だと思います。

この私も、昨年、電話による恐ろしい詐欺に合いそうになりましたが、無事事なきを得ましたが、
先日、銀行のクレジットカードに久しぶりの(しかし、3度目の)不正利用がみつかり、これを機会に、アメリカで私が経験した詐欺やカードの不正利用に関して、書かせて頂いて、少しでも皆様の防備・対応のお役に立てれば、と思います。


===============================

私がアメリカで経験した最初の詐欺は、このブログにも書きましたが、”宝くじ詐欺”。

買いもしていない宝くじが当たったと連絡があり、そのお金を受け取る為に、個人情報を送れ、と言うもの。

これは、個人情報を盗むのが目的。もしくは、手数料が宝くじの額面(1億円)の6%と書かれていたので、その手数料を騙し取ろうと言うのもあるのかもしれません。

この手の詐欺は、その後もありまして。最も真実味があったのは、ロンドンのある銀行からのレターで、

”あなたと同じ姓の方が、大金を残して亡くなり、身寄りが誰もいないので、その遺産を受け取ってくれないか”。

との事。インターネットで調べたら実存する銀行で、特に”詐欺”と言うレポートもあがっていませんでした。

まさか。。ほんとに私が受け取って良いのか。。。? 
そのレターの差出人に、Emailを出してしまおうか、と欲の皮の突っ張った私は、かなり真剣に悩みましたが(あり得ない・笑)、私の苗字を持つ日本人は他にもいそうなものを、何故この私が選ばれたのか?を考えると信憑性が薄いのは明らかですので、未練たらたらでしたが、何も行動に移しませんでした。そのレターには、確か遺産の20%だか30%だかを銀行が手数料を取る、と記載されていたので、その手数料を騙し取ろうとしたか、その遺産を振り込む為の個人情報を私から入手する事が目的の詐欺だったと思われます。

それにしても。大金が自分の物と言われると、詐欺とはわかっていても、心が踊って妄想が膨らむのは何故でしょう。(笑)

さて。昨年起こった、電話による恐ろしい詐欺とは。。。。 IRSに雇われたエージェントと名乗る人からの詐欺。

IRSは、日本で言う国税庁。。IRSと聞くだけで、震え上がる程、威厳のある政府の組織。

アメリカのサラリーマンは、日本の様に源泉徴収がありませんので、自分でフェデラル(連邦政府)と州政府に確定申告をする必要があります。

私は、2012までノースカロライナに家を持っていたので、2州にまたがって税金を申告する必要があり、CPAー公認会計士に高いお金を払って税金申告をお願いしていましたが、ノースカロライナの家を売った翌年2013年の申告(つまりは昨年、2014年の申告)から、ターボタックスと言うインターネットのアプリケーションで、税金申告をし始めました。

つまり、昨年の申告が、CPAのヘルプ無く、自分でやった初めての確定申告でした。
周りにも、このターボタックスを利用している人が多く、皆とても簡単と言っているので、
恐る恐る試してみましたら、これがほんとに簡単で、タックスリターンも直ぐありました。

今思えば、それ(初めてターボタックスを使った)が、詐欺にひっかかりそうになった一番の理由だと思っています。

ある日、留守電にメッセージが残っていました。 

自分は、IRSに雇われたエージェントだ、IRSは、あなたがごまかして税金を払っていないので、あなたを訴訟する準備をしている、大至急、○○○(電話番号)の○○宛(確かスコットとか、イアンとか、イギリス人っぽい名前。ここではスコットにしておきます。)に折り返し電話をする様に。

IRSに雇われたエージェント、と聞いただけで、私は全身が震えあがりました。まずい、私が自分でやった確定申告が、きっと間違っていたに違いない、やばい、超やばい。どうしよう、IRSに訴訟されたら、どうしよう。アメリカを出国させられるかもしれない。。。私の妄想はどんどん広がります。その電話の主は、超インド人的なアクセントがあって、英語で何を言っているのか、実は余り理解できず、10回以上、そのメッセージを聞く事になりました。

そのインド人的強烈なアクセントの英語を話す人が、IRSに雇われるかどうか。冷静に考えれば、おかしい点はいくつかあったのです。その折り返し先も、ニューヨークでした。何故ニューヨークなんだろう、と言うかすかな疑問もありましたが、IRSに雇われたエージェントだからニューヨークにあるのだろう、と勝手に納得して、冷静にインターネットで調べるとか、友達に相談するとか、そう言った事に全く頭が回らず、早く折り返し電話しなければ、と焦って折り返し電話をしてしまったのが、大きな過ちでした。

最初に電話に出たのは、そのインドなまりが強い英語を話す人で、スコットをお願いすると、出てきたのは、今度はイギリス人風アクセントの英語ながら、まるでやくざの様な、凄みのある声の男性でした。
内心、タックスの取立ては、こんなやくざみたいな奴がやるのは、世界共通なんだな、と思った時、
大変な状況でも自分が冷静でいられる事に気づかされて喜んだり。。。(笑)

お前は、税金をごまかしたので、IRSが訴訟準備をしている。早急にごまかした税金を払わなければ、お前の銀行口座、クレジットカード、家、全て差し押さえらるぞ、と。

その言葉を聞いた時に、日本の映画に、伊丹十三監督によるマルサの女、の中で描かれた、
国税庁の査察部が脱税している人達の家に強制捜査で乗り込み、家具から何から紙を貼り付けて、
全部差し押さえている様子を、鮮明に思い出しました。

ああ。私も、ああなるのか。。。

この時は、未だその電話の主が、IRSの代理と信じきっていた私ですが、

”一体、私が税金をごまかした、と言うのは、いつの事ですか?’と聞いた。

恐ろしくて震え上がっている割には、随分とふてぶてしく質問をするものだ。。。私は凄いかも(笑)

すると、その男性は、より苛立って、”2007年から2009年”、と言う。

私は、昨年の税金だとばかり思っていたので、拍子抜けした。
2007年から2009年だと、私は公認会計士に頼んで確定申告をしていた時。
まさか、公認会計士がごまかしたのか、間違えたのか。。。?

”その年でしたら、私はCPAを雇ってCPAが申告をしていたので、そのCPAと話をしたいので、お願いですから、明日まで、待って頂けませんか?” と私はその男に懇願しました。
CPAと対応について話し合おうと思ったからです。

ところが、その男は、”いや待てない”、と言い、”今からお前の家に警察を送るぞ”、と私を脅すのです。

後で冷静に考えれば、この様な脅し自体がおかしいのですが、その時はパニックになっていて、冷静な判断ができませんでした。

それでも、さすがビジネスで百戦錬磨の私。。(笑) 声は恐怖で震えながらも、
とにかく、1日だけ猶予をくれ、とその男を突っぱね、それ以上の話は、弁護士を通じて話をしたい、何も話す事はない!と言ってのけた(笑)。

すると、そこで電話が切れてしまった。やばい、と思って慌てて再度同じ番号に電話をしたら、
同様にインドなまりの強い英語の男が電話に出たが、違う男性で、私が今までスコットと話をしていた、と言っても何の事だか全く通じなかった。

この時に初めて、”なんか変?” とやっと思い始めた、あほな私。。。(苦笑)

私は一方的に電話を切り、アメリカ人の友達に電話して聞いてみた。

”今、IRSに雇われたエージェントから電話があったんだけどね”、と言うと、あっさり、
”それ詐欺だよ。きっと。”

なんと。。詐欺。。。

半信半疑でインターネットで調べてみると、出るわ、出るわ。。。同様の電話を受けた人のレポート。
IRSのオフィシャルウエッブページにも、詐欺に気をつけろ、と言う警告が出ていた。

どうやらその詐欺は、私の様な移民っぽい苗字の人を狙って電話で脅し、お金を送金させたり、
銀行のデビットカードの番号を取得してお金をだまし取る詐欺だった様で、被害総額は
何億円にもなり問題になっていた様です。電話をかけてくる場所が、アメリカ国外(恐らくインドあたり)の為、
なかなか犯人が特定できずにいる、との事でした。

私は、税金をごまかしていないと言う自負があったので、いくら脅されても自分の身の潔白を証明する事に
頭が回り、お金を支払うと言う所まで話が行かなかったのが、幸いだった様です。
しかも、相手に電話を切らさせた!!(笑)

IRSのウエッブベージには、こうありました。

”IRSはコンタクトが必要な時は、電話ではなく、レターを送ります。”

との事。そりゃそうだ。。。。

一度ひっかかった為か、このIRSのエージェントを名乗る電話がその後5回位あり、その都度、
あなたの為だから早急に折り返ししなさい、とご丁寧にメッセージが残されていましたが、
二度と折り返し電話はしませんでした。逆に、折り返しして、あんたね、詐欺ってわかってんのよ、
と言ってやろうかとも思いましたが、辞めました(笑)

そして。。最後に、最近起こった、多分3度目位の”クレジットカードの不正使用”。 

いずれも、カードの不正使用があった場合は、カード会社から連絡があり、
私が、そのカードの使用は私の物ではない、と伝えると、私のカードにチャージをされないで、
事なきを得ます。が、そのカードは即無効になり、新しいカードが送られてくるので、面倒と言えば面倒。

いつも、カード会社の対応が素早く、素晴らしいとは思うのですが、
逆にいつも見張られている様で少し怖い気がします。

不正利用の殆どがオンラインでの購入。それも余り大した金額ではなく、通常は100ドル以下で、
可愛らしく1回きり。。

ところが、先日起こった不正利用。数日に渡って、3度行われていました。
不正利用されたのが、デビットカード(銀行のATMカード)でしたので、
銀行からEメールで連絡があった時、自分の銀行口座をインターネットで調べてみました。

すると、不正利用3件のうち、2件は、引き落としがあったと同時に、同額の返却が銀行からありましたが、
1件は、引かれたままでした。

何でだ、と思い、銀行に電話をすると、”そのお金は、直接ベンダーから返金がある”、との事でした。

私は納得せず、何でだ、何故この不正利用だけ、ベンダーからの返金なのか。それでは、まるで、
あなたは私が使用して支払ったとでも思っているかの様ではないか。”、とむきになって訴えましたが、
銀行側は、直接ベンダーから返金があるので、それを待って欲しい、と言い張りました。

後日、そのベンダーから返金があったのですが、そのベンダーとは何だと思います?

Match.comと言う、オンラインデートサイト(苦笑)。 

多分、即お金が返却される他の不正利用と対応が違ったので、銀行側は、私の利用の可能性を疑い、
ベンダー側に確認を取ったのではないか、と思われます。

オンラインデートの使用を私の物だと疑われるなんて。むかつき(笑)

そもそも、私のカードを使ってオンラインデートに登録するには、私の名前を使わなければならなかったでしょうにねえ。。。

と言う訳で。。。人生色々な事がありますね。いずれも大事に至らなかった事に感謝。

皆様も、どうぞお気をつけ下さいね。。。

因みに、海外旅行中にカードの疑わしい使用があった場合、それでもカード会社から連絡があるので、
連絡先のアップデートをされる事をお勧めします。私は一度だけ経験しましたが。カード会社の対応の
迅速さに驚くと同時に、やはり2度と経験したくないと思います。

3-24-15










nice!(5)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 5

コメント 4

YAP

どこの国でもこういう話はあるんですね。
自分だけは大丈夫、と思いたくなるのですが、騙す方もあの手この手と考えてきますので、常に注意が必要ですね。
ああ、人間不信の嫌な人になりそうです。
by YAP (2015-03-26 08:24) 

TaekoLovesParis

へぇー、こんなことがあるのね!って思いながら、読みました。そのときのZunkoさんの気持ちがさらっと書かれてるから、私もそう思っちゃうかも、と同意したりしながら、興味をもって読みました。
電話をインドからしてくるんですね。日本でも最近は、コールセンター(電話受付)を東京より人件費の安い地方におくそうですが、アメリカの場合、国外なんですね。
IRSは電話でなくレター、きっと日本でもそうでしょうね。
カードの不正使用、ふえてるようだけど、実態はこうなんですね。勉強になりました。
by TaekoLovesParis (2015-03-28 09:51) 

Zunko

YAP さん へ

ナイス&コメント 有難うございます。

そうですね。。逆説的ではありますが、こう言う時こそ、自分は何があっても
大丈夫、と信じる事にしています。
by Zunko (2015-04-06 10:56) 

Zunko

TaekoLovesParis さん へ

ナイス&コメント 有難うございます。

そうですね。24時間体制で、コールセンターを持つので、時差の関係で、
こちらの夜は、良くインドにつながり、英語が全くわからない程、癖の強い英語を
話す人が出てきたりしますね。。。

Taekoさんは、良く海外に行かれるので、カード使用の際はお気をつけてください。
(と言っても気をつけようがないですが。。。)
日本は未だ、小売店のシステムから顧客情報を盗んで、その情報を使って、カードの不正利用や、ID盗難が起きていないのは、幸いですね。ずっと起きないと良いですね。
by Zunko (2015-04-06 11:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。